2017年10月23日

海軍航空隊始末記

 海軍航空隊始末記 發進篇・戰鬪篇
 源田實
 文藝春秋社
 發進篇 昭和36年(1961)発行
 戰鬪篇 昭和47年(1972)発行

book_001.JPG
 写真は買った物でトレペのカバーはカバーとかの掃除した後に自分でつけた物。外すのメンドクサイんでそのまま撮影。

 著者は言わずと知れた海軍航空隊参謀として大東亜戦争に従軍し、戦後は航空自衛隊創設に尽力した源田実。
 参議院議員としても有名な人。

 高円寺の商店街にある昔の高円寺のお店の風情が色濃く残る古本屋で購入。
 買い物の帰りなんとなくのぞいて発見した。
 文春文庫からも戦闘篇を中心に再編集した物が刊行されたが著者の意図する編集内容ではないので興味がわかず、ずっと初版の単行本を捜していた。漢字が旧字から新字に変えられたのも気に入らなかったし。
 もっとも文庫版も絶版のようである。

 出物は少なくて程度の良い初版本はケッコーな値段(古書としては安いが)になっているものも多いので買わずにいたが、あまりの値段の安さに程度の悪さには目をつぶって購入。
 發進篇はハードカバーで昭和37年の4刷、戰鬪篇は昭和45年の4刷でハードカバーではなくフランス装なのが残念なところ。
 当時は300円と400円だったのね。
 昭和30年代の単行本の装丁は気合いが入っている。小口も天地ともに切りそろえてある。今ではこんな作りは少ない。
 おそらく当時買った人が死んじゃったりしてそのままになっていたのを家族が近所のこの店に持ち込んだんだと思う。カバー裏とかが黄変を通り越して茶変している。
 本文はきれいでカバーの裏面に糊を付けて止めてあったりホツれた紐栞に修繕した後が有ったりしていて大切にされていた感じがする。
 フランス装の戰鬪篇には上のカドに古本屋がやらかしたと思われるカドの曲がりが有った。
 海軍に関係していた人の蔵書だったのかなぁ。同じ棚に同時期に刊行された「大海軍を想う」も並んでいた。
 こっちも買っときゃ良かったかな。
ラベル:古書
posted by 牟田康二 at 14:19| Comment(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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